すっかりなくなっていたので、友人や知人が
「家に遊びに行きたい」という名目で
まこへお花を持って来てくれたり、
まこの写真にお菓子を添えてくれたりと
毎週末のように立ち寄ってくれて、
とてもありがたかった。
ホームスティしていたベルギー青年が
得意料理をふるまうと言い出して友人を呼んだり、
『パン祭り』と言って男子友達が来て
パンに合う料理を作って食べたり。


みんなで食べるとやっぱり元気に。
外では平気な顔をしていたけれど、
家ではよく泣いていたので、
悲しみが部屋の中に充満しそうだったのを
みんなで阻止してくれた気がする。
そして、先月末に四十九日を終えた。
お世話になった友人達を呼んで食事会をして、
まこのことについてもたくさん話した。

面白エピソードだけでなく、病気のこと、
旅立ちへの心構えなども…。
(出来てるつもりでダメダメだった私達)

話すことが弔いになり、供養になる。
ときどき、急に思い出して
寂しくなることもあるけれど、
2ヶ月過ぎた頃から、まこがいないことを
受け入れることができるようになったと思う。

少しづつ思い出になっていくのかな。