
食い意地の効果でたくましくなった背中。
<ユリ科植物の毒性>
相方のためにユリの花をいただくことも多く、
お伝えするのは心苦しいのですが、
先日もチューリップ(ユリ科)の花を
いただき、ちょっと外出している間に
にんにんが食べてしまい、その後嘔吐を繰り返し
食欲不振になったこともあり、
こちらに書かせていただくことにしました。
(*現在は治っています。ご心配ありがとうございます)
にんにんのことは完全に自分の落ち度で、
飾ったまま出かけたこと、
たとえプレゼントだとしても
猫への毒性についてちゃんと説明すべきだったと
反省しています。
猫と暮らしていればご存知の方もいるかもしれませんが、
飼っていなければ知らなくて当然です。
ユリ科の植物は猫が少し噛んだだけでも
中毒症状を起こすことがあり、
毒が全身に回れば死に至るとまで言われています。
そして、ユリ以外のユリ科の植物はあまり
認識されていないので記載しました。
ユリ科の主な植物
・ユリ、チューリップ、ヒヤシンス、スズラン
ユリ科の主な食べ物
・たまねぎ、長ネギ、ニンニク
『ユリ科は猫にとっても最も恐ろしい植物のひとつ。
中毒症状として、尿細管変性を起こし、
嘔吐、下痢、沈鬱、脱水症状、腎臓障害、視力障害、
呼吸困難、手足のしびれ、循環不全、全身麻痺など。
死亡する恐れもある。
また回復しても慢性腎不全や膵炎に移行する危険がある。
葉を1枚食べただけでも中毒死するおそれがあり、
体に付いた花粉をなめた猫の死亡例も報告されている。
花瓶の水も中毒の原因になり得る』