
今日もいい感じ。
<夢の中で>
望みはただ相方と散歩することなんだ。
昨夜の夢では
「散歩に行こう」と言うと「いいよ」と
普段通りに答えてくれた。
歩き出すと右側にいる気配と服の感じが
あまりにも自然で、でも懐かしい。
私はこれが夢だと気がついていて
どうか覚めないようにと緊張している。
相方の顔を窺いながらうれしくて
くだらないおしゃべりを続ける。
散歩の折り返し地点で
相方の服の色が変わっているのに気がついた。
そして、次の通りに出るときには
相方はいなかった。
空は晴れていて春のような陽射しの中を
相方の名を何度も呼びながら
歩き続けた。